通信高校にかよってもどこに通っても

高校生活はあまりにも窮屈です。
平日の多くを学校で過ごして、一円も生まない生活を続ける。
周囲を見ながら自分が思ってもないことをしゃべって、面白くもない話で笑う。バイトしている生徒もいるし、部活に精力的にはげんでいる人もいる。隣の子は三兄弟の末っ子で、一人だけ歳の離れた兄弟らしい。
いろんな人がこの学校にはいます。その生徒の数だけ人生があり、それぞれの人生を生きています。
もっといえば違う学校の生徒はもっと違う人生を送っているし、通信高校に通っていれば通信高校だけの授業を受けたり自宅学習をしているのでしょう。
ここでの学習はあまりも平板で平坦。何をすることもできない。
いっそ高校中退くらいのショックを受けたほうが自分のためなのかもしれない。そんなことを考えてしまいます。


《通信高校に通っても何しても自分はずっとこうなのか》

きっとこれからも社会的なストレスを感じながら自分は生きていくことになるし、生理的な、社会的な欲求と折り合いを付けながら生きていくことになるのです。
それはあまりにもひどい。
自分くらいの志なら適当な大学に進学して、てきとうな会社に入って働いて、もしかしたら結婚して子供ができたりするのでしょうか。
途中から自分の想像上の人生に靄がかかったように見えてきました。
自分が幸せに生きている将来があまり見えてこない。通信高校に通っている自分が空いた時間に好き勝手やっている未来の方が現実味はある。
自分が話すのは嘘ばかり。みんなこうなのか。


《しばらく経ってみて》

そんなことを思って生きていたことがありました。不自由な人生に苦しさを感じながら生きていたことがありました。
でも、時間が経ってみた今振り返ってみると、まだまだ青かったなと。時間が考えを解きほぐしてくれることもあるのだと学びました。そんな自分を許せるようになってきて、だんだんと生活上でかかえる苦しみを減っていったように思います。
とにかく若いうちに気付きを得ながら生きていくのが大切だと思いました。